We Are The Ocean / Go Now And Live (2011)



Rate: 8.9/10.0
Genre: Post Hardcore/Indie/Emo 
For Fans of: Alexisonfire, Deaf Havana, Proceed.
Country: London, UK
Label: Hassle


01. Trouble Is Temporary, Time Is Tonic
02. What It Feels Like
03. The Waiting Room
04. Run Away
05. Trials And Tribulations
06. Overtime Is A Crime
07. Godspeed
08. Now And Then
09. Follow What You Need
10. Before I Die

Myspace

What It Feels Like


ロンドンの、いやUKのスクリーモシーンの星!We Are The Oceanの2ndアルバムがリリース!いやいや製作ペースが速いですね~。1stが去年ですからね、1年前後でリリースされるとびっくりしちゃいますよね。
方向性としては予想通り、Alexisonfire化・・・というと身も蓋もないですが、脱リーモしました。よりIndieサウンドを意識したPost Hardcoreになっています。むちゃくちゃスペーシーでAmbient・・・って訳でもなく、しっかりとリフがロックサウンドだったりするのが、彼ららしいです。


The Waiting Room


元々メロディの素晴らしいバンドであるが故に受け入れられた方向転換だと思います。シャウト担当の歌声もHinderのヴォーカルみたいに鼻にかかったしゃがれ声で、ハイトーンのクリーンヴォーカルとの絡みはAlexisonfire以上かも?攻撃性が薄れた分、エモーショナルさも押し付けがましくない優しいサウンドになっています。これは個人的にキャリア最高傑作かも・・・?

勢いの良いスクリームやらノイジーなギターで、しっかりと見えなかった彼らの繊細なギターやメロディが良く感じれるようになりました。何より曲展開・アレンジが凄く良くなった気がします。

例えば上記の"Waiting Room"だと、CHORUS(サビ)部分でシンコペーションを多用して疾走感を出して、VERSE(基本パート)としっかりノリの差を生み出しています。そして高まってきたテンションを2:30~以降の掻き毟るように駆け上がってくギターと、このドラムフレーズ(このフレーズ好きなんですよね。)、そしてスクリーム担当の彼のシャウトを被せていくことによって、曲のテンションが最高潮に達する・・・ってとこで、2:52になった瞬間「ざぁ~」っと積み上げてきたものを崩すように静寂へと向かっていきます。そして今度はスイッチを切り替えたかのように静から動へと変わります。しかもその変わり方もシンコペではいるので、食い気味にサビに入るのがまたカッチョ良い。


Follow What You Need


さっきは"Waiting Room"だけ掘り下げて解説しましたが、他も色々練られてアレンジされた曲があって面白いんです!これも様々なバンドとライブやツアーをこなしてきた結果なのでしょうか?一回りも二回りも大きくなって帰ってきた彼らの今後が更に楽しみです!!

間違いなく今年ベスト候補の名盤です!!
2 件のコメント:
  1. いつも拝見させていただいてます
    こっちのブログになってからは初コメになります

    自分は1stEPとかの攻撃的な曲の方がよかったなーと思ってましたが聞き込んでいくうちに味が出てきたというかスルメなのかなーと思ってこの方向転換もアリっちゃアリかな!と
    UKらしさがちょっと出てきましたよねー

    では更新楽しみにしています!

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  2. >elwimpsさん
    1st EPも確かに素晴らしいですよね。
    "Nothing Good Has Happened Yet"のヴォーカルの入り方がとても素晴らしくて僕も大好きです。

    今後またどういった方向にシフトしていくかも楽しみですね!

    返信削除

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