実は凄いよアニメソング 「『むせる』アニメソングを選曲してみた」



最近発売された「第二次スーパーロボット大戦Z」に於いて、初参戦を果たした「装甲騎兵ボトムズ」。それのOPが何故か某動画サイトにて少々流行ってまして。ビーイングの織田哲郎氏が歌うOP「炎のさだめ」、これがまた名曲なんですが、やや印象的なフレーズで弾幕が・・・
「炎の匂い染み付いて・・・むせる」
この「むせる」という部分に物凄い量の弾幕が流れまして(笑)思わず笑ってしまいました。確かにカラオケで歌っていても力のはいてしまうフレーズではありましたが、こうも強調されると笑ってしまいます。
この事から、ボトムズ関連の動画に於いて、熱い展開・・・果てはその動画(展開・曲・動作)を評価するに当たって「むせる・むせた」等のコメントが送られるようになっているみたいで・・・
まぁそれに便乗して(便乗も何もボトムズ好きの間でしか流行ってはいないのですが)、僕も「熱い歌」・・・つまり「むせる歌」を選曲したいと思います。

「実は凄いアニメソング」の前に「新」と付けたのは、以前の記事が掲載されていたブログが消滅してしまったので、気持ちを新たに・・・という至極どうでも良い理由です。
この記事が書いていて一番ノリノリというのは秘密です。


TETSU / 炎のさだめ 「装甲騎兵ボトムズOP」


「そっとしておいてくれ・・・」とメロディが下がって、帰結するのかと思いきや、「明日に!ああ繋がる今日ぐらい」とメロディが上がっていく感じが鳥肌。流石90年代のヒットメーカー織田哲郎氏。考えてみると90年代のアニメソングってビーイング系のアーティストが多かったですよね。当時のB'zもそうですし、ZARD、WANDS、DEEN、小松未歩、大黒摩季、ZYYG、BAADとか。まぁやり手のレコード会社だったんでしょうね。
ハードボイルドな世界観で、殺人マシーンと化したキリコが人間味を取り戻していく展開が熱くて好きでした。異能生存体とかマジチート。

島本和彦&日高のり子 / 炎の転校生 「炎の転校生」


原作・作詞・作曲・歌:島本和彦というとんでもないOP。特撮好きの島本先生の熱い想いが篭った歌ですね。ほぼ即興で歌ったこの曲を、あの熱血アニメソング作曲家の田中公平氏(トップを狙え、Gガンダム、ガオガイガー、武装錬金)の編曲によって、このような素晴らしい曲に。
本来のOVA(実際はビデオではなくレーザーディスクだとか)のOPでは主役を演じた関俊彦氏が担当。しかし「力の島本、技の関」とタグがあるように、熱血度では圧倒的に島本先生の方が上ですね。

この人の漫画は熱いのに面白くて笑えるという凄い漫画。燃えよペンは名作。特に富士鷹ジュビロとのサイン会の回はマジで面白かった。


串田アキラ / 疾風ザブングル 「戦闘メカザブングル」


この人の声がもう色々とズルイですよね。キン肉マンのOPもそうですが、歌に魂こもってますね。
作曲は西城秀樹の傷だらけのローラや、松崎しげるの愛のメモリーの作曲で有名な馬飼野康二氏。何となくわかる感じですね。
「此処は地の果て 流されて 俺」という力強い言い回しが凄く好き。

敵も憎めないドタバタロボットアニメな感じが白富野作品って感じで好きです。「ブレンパワード」や「∀ガンダム」とかも白富野って言われてますね。基本的には皆殺し落ちよりは、こういう意味分かんないけどワクワクする富野作品の方が好きです。

前野曜子 / コブラ 「コブラ」


ヒューッ!いつもこのイントロ聴くと鳥肌立ちます。マジで素晴らしいアニメでした。出崎アニメの最高峰の一つだと思ってます。「バイバイ・リバティー・危機一髪」「ヘミングウェイペーパーの謎」とかのルパン作品も彼が監督。他は「ブラックジャック(OVA)」、「ガンバの冒険」、「白鯨伝説」とかがかなり好きでした。ここら辺は確か小学生の頃長期休暇の時BS夏休み劇場的な枠で放送していたので凄く記憶に残っています。あの時期のNHKアニメ放送が僕のアニソンやアニメ自体の嗜好が決定された感じです。「名探偵ホームズ」とか「ガジェット警部」とか「ウルトラマンキッズ」「タートルズ」「YAT安心宇宙旅行」とか。

ぶっちゃけコブラも異能生存体みたいなもんですよね、正に不死身。僕はこういう2.5枚目な主人公が一番好きなのかもしれません。冴羽遼とかルパンとか。GS美神の横島君は2.9999枚目だけどかなり好き。最近はこういう主人公は人気無いのか、あまり見ませんね。

影山ヒロノブ / HEATS 「真ゲッターロボ 世界最後の日」


熱い歌と言ったら影山ヒロノブ氏ですね。今や彼もアニソン界では長老と言われる程。若手の男性アニソン歌手が居ないのが残念です。と、いうか男性アニメの曲が少ないんですかね?タイアップとか抜きにして。タイアップも良いんですが、個人的にはやはりそのアニメの為だけに作られた曲が良いなぁと思います。

石川賢版のゲッターロボ。目のイカレ具合がタマりませんね。個人的にフヒヒヒとか言ってションベン漏らしながら戦う原作版の隼人が好きです。原作無視で大人気の今川監督によるゲッターロボアニメでもあります。最初の3話だけだったのですが、もう本当に意味分からないです。いつもの如く僕らを置いてけぼりにしてくれます。その後別の監督に引き継がれ何とか終了しましたが・・・あのまま今川監督が続けていたと思うと・・・・・・興奮してしまいますね(病気)

天元突破グレンラガンでもゲッターパロが多いですね。シリーズ構成の中島かずき氏は原作版ゲッターロボの編集に携わっていたらしく、石川イズムが受け継がれてる事が理由だと思います。そういう意味でも楽しめたアニメでした。劇画タッチになってキャラの目がグルグルになる所なんか石川作画っぽくて好きでした。ただ共通点が多い(熱血展開、合体ロボ、進化のエネルギー、ロボットのスケールがドンドン大きくなっていく)アニメなので、派閥同士での争いが激しいです。まぁでもオマージュ作品的な観方も出来るので、そこまでグレンラガンを叩く必要もないのかなぁ~と。
ただ観終わった後の爽快感や満足感はグレンラガンですが、真(チェンジ)ゲッターロボの方は、気がついたら涙流しながら拳握ってました。もう病気ですね。熱血アニメ症候群です。


アンディ / 失われた伝説を求めて 「機甲創世記モスピーダ」


正直このアニメは見たことありません。個人的に見た事のあるアニメOPと、見た事の無いアニメOPってのは感情移入の度合いが違うと思っています。なのでここまで好きになる事も珍しいんですが、これはむちゃくちゃハマりました。
作曲がタケカワユキヒデ、編曲が久石譲って事でたまらないです。タケカワユキヒデ氏作曲の曲を色々探していく内に発見しました。

まさに熱いを通り越して「むせる」名曲!


福山芳樹 / キングゲイナー・オーバー!


キングゲイナーは前述した白富野と呼ばれる作品だと思います。一番好きかも。
曲は田中公平氏、歌は福山芳樹氏・・・と熱血な二人が揃っています。熱い!福山芳樹氏のマクロス7の歌も熱いですよね。田中公平氏の曲も熱い曲ばっかりで大好きです。今度田中公平縛りの企画記事書きます。


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