Matchbox Twenty / Yourself Or Someone Like You (1996)



一言レビュー「1300万枚以上売り上げたUSモダンロックの名盤」

Genre: Modern Rock
For Fans of: The Wallflowers, Hootie And The Blowfish, Lifehouse.
Country: Florida, US.
Label: Atlantic

1. Real World
2. Long Day
3. 3 AM
4. Push
5. Girl Like That
6. Back 2 Good
7. Damn
8. Argue
9. Kody
10. Busted
11. Shame
12. Hang

Myspace


Youtubeの動画が貼れないのでニコニコ動画からの貼付

今ではアメリカを代表するバンドになったMatchbox Twentyの大ヒット1stアルバム。1300万って…凄いな。彼らの魅力はカリスマボーカリストRob Thomasが生み出すメロディの素晴らしさです。その素晴らしいメロディを、時に優しくささやくような、時に激しくまくし立て、時に甘く歌いあげる巧さもあります。CDの音源と一切変わらないタイトな演奏をライブでプレイしてくれる楽器陣も素晴らしい。

90年代のグランジやオルタナロックなど技術先行・産業的なスタイルに反抗的な姿勢をとったスタイルが迎合されていた部分があると思います。確かにそういったロックの尖った部分をもったそういうスタイルは刺激的で、魅力的でした。それでもそういう状況の中で、やはりライブもしっかりこなせて、プロ意識が高く、古きよきロックを求めていた人たちも居たはず。そこに出てきたこの本格派USロックバンド。USトラッドへの影響を感じさせつつ、決して古臭くなく新鮮味を帯びたロックを展開。そこには売れようと言う媚びた姿勢はなく、俺達は良い音楽(もの)を創りたいという高いプロ意識が感じられ、こんなに大ヒットしていてもスタイルを変える事のない姿勢はロック然としていて。



この大ヒットは、ロック好きアメリカ人の「俺達はこういうロックを待っていたんだ!」という気持ちの現れなのかもしれません。何故ならば、90年代では何処か起きざれにされいた、丁寧な作品・・・このアルバムにある曲の一つ一つが丁寧に作られていて、決して一発屋ではない安心感があるのです。このバンドはずっと良い音を出し続けてくれるんだろうという確信もあって、CDを買う事が出来るんです。

そして現在までに3枚アルバムを出してますが、全て素晴らしい出来なんですよ。それが凄い。殆どのファンが(好みの差こそあれ)、全てのアルバムを好きなんですよね・・・多分(笑)しかも3枚の累計売上枚数が4000万枚近いっていう・・・凄いっすよ本当。

それでいて各アルバムに超名曲が1曲ずつ入ってるという。もう本当に素晴らしいバンド。このアルバムではPushという曲。僕のオールタイムベストに入る大好きな曲です。



ひたすらに新作が待たれる彼らの新作。ロブのソロも素晴らしいけれど、やっぱりバンドの音が聞きたいなぁ。




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