The Summer Set / Everything's Fine (2011)



Rate: 7.9/10.0
Genre: Powerpop/Pop Punk/Emo
For Fans of: Sing It Loud, We The Kings, Runner Runner.
Country: Arizona, US.
Label: Razor & Tie/Roadrunner Records Japan


01. About A Girl
02. When We Were Young
03. Someone Like You
04. Back To The Start
05. Must Be The Music
06. Thick As Thieve
07. Mannequin
08. Mona Lisa
09. Begin Again
10. Love To You
11. Don’t Let Me Go
12. Crash*
13. Let The Walls Come Down*
*:Bonus Track

Myspace

Must Be The Music


1stがヒットしたバンドの2ndアルバムって感じのアルバムでした。前作のボーナスCD的なもので、Taylor Swiftのカヴァーをするくらいですから、今作でもカントリーサウンドが少しルーツにあるのかなぁって感じでした。そこをノリノリなカントリーではなく、落ち着いたサウンドを重視したアルバムにしたのが、ちょっと肩透かしを食らった印象です。

ただ、前作のようにノリノリでアッパーになるような曲もあるんですよね。真ん中らへんでやっと。そういう意味では曲順間違えたんじゃないかなぁとも思いました。まぁ敢えてそういう曲をトップに置かないことによって前作とは違うことを印象づけたのかもしれないですが・・・ぶっちゃけ2ndではそういうことしなくていいんじゃないでしょうか?やっぱ彼らはこうだよな!ってまだ思わせてもイイ時期なんじゃないかなぁ~なんて思ったり。Boys Like Girls、We The Kingsの2ndもそうだったんですけど。
そう考えるとSimple PlanやNew Found Gloryの1st→2ndって凄く気持ちの良い進化でしたよね。

Someone Like You


まぁぶっちゃけ彼らがやりたいのはエモメロなポップパンクやパワーポップとかじゃないんだなぁってのがはっきりわかったアルバムでした。現在ビルボードチャートを賑わせている、Taylor SwiftやBruno Mars、Katy Perry等のようなポップスター達のような音楽をやりたいんだなって感じです。確かにそこら辺の人たちの音楽は素晴らしくキャッチーで魅力的なので、方向性としては面白いんですが、かなり険しい道ですよね。ある意味メジャーよりなポップサウンドを目指したことで、普遍化されたポップネスが、前作のパンキッシュなサウンドを丸くトゲの無いサウンドにしてしまい、刺激を感じなくて物足りなさを感じてしまってる気がします。やっぱ普遍的なポップネスで、刺激的なサウンドってもう凄いことなんですよね。それがチャートのトップに立つサウンドなんだと思いますし。

けれどもきっといつか彼らがポップスターになることを願って。

Chelsea (1stより)





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