Zebrahead / Get Nice! (2011)



Rate: 8.0/10.0
Genre: Pop Punk/Mixture/Alternative
For Fans of: Simple Plan, Yellowcard, Sum41. 
Country: California, US.
Label: Sony/Rude Records

01. Blackout
02. Nothing To Lose
03. She Don’t Wanna Rock
04. Ricky Bobby
05. Get Nice!
06. The Joke’s On You
07. Nudist Priest
08. Galileo Was Wrong
09. Truck Stops And Tail Lights
10. I’m Definitely Not Gonna Miss You
11. Too Bored To Bleed
12. Kiss Your Ass Goodbye
13. This Is Gonna Hurt You Way More Than It`s Gonna Hurt Me
14. Demon Days
15. Light Up The Sky *Bonus Track
16: Freak Gasoline Fight Accident *Bonus Track

Myspace

Get Nice!


オリジナルアルバムとしての前作"Phoenix"は割とテクニカルな面が前に出た作品で、メロディが置き去りにされてる印象でした。今作はそれを取り戻そうとした感がありますが、イマイチ弱い感があります。

マッティ加入後の彼らにあまり熱狂的ではなくなってしまったのですが、それでも前々作"Broadcast to the World"は好印象だったので、まだまだこのメンバーでも良いアルバム出来るんじゃないかと思えます。

プロデュースはJason Freese。Foxboro Hot Tubsのメンバーとしても、Green DayやGoo Goo Dollsのライブサポートメンバーとしても有名な彼がプロデュースとは。元々Broadcast to the World以降の作品には関わってきた彼が、プロデュースとして関わるのは自然だったのかもしれないですね。
ただ意図的なのか、あまり慣れてないのか分からないですけど、楽器陣の音の抜けが悪いのと、音圧がいつもより無いかなぁって感じです。そういうサウンド面でも突き抜けてる感が無いって感じちゃいました。

Nothing To Lose


メロディもポジティブな感じでキャッチーでポップなんですが・・・彼らが本来持っているフックのあるメロディがまだ出て来てない感じがします。なのでアルバムを通して聞いてみて「パッとしない曲が多い、でも糞曲ってわけじゃない・・・まぁ良いか」と自分に言い聞かせてる購入者もいるのでは?

ただこういうパンキッシュで疾走感のあるバンドサウンドに、アリのまくし立てるラップ、マッティの暖かみのあるメロディ・・・というスタイルは凄く良い方向性なので、この方向性のままもっと突き抜けた曲があればZebrahead復活!と言える日が来るかもしれません。だってやっぱり何だかんだ言って、凡百のポップパンクバンドよりはどの曲も素晴らしいと思えるクオリティではありますしね。如何せん好き過ぎてハードルがむちゃくちゃ高いんですけど。

Too Bored Too Bleed


僕はこのアルバムを聴いて、逆に2nd"Playmate of the Year"や3rd"MFZB"が無性に聴きたくなりました。あの頃は良かった・・・なんて今のファンが聞いたら嫌な気分になりそうな事も思ってしまいましたが・・・やっぱりあの頃のエッヂが効いてたサウンドは今は無いですよね。

まぁでも、ぶっちゃけヴォーカル(マッティ)だけのせいじゃないんとは思うんですけどね。MFZB辺りからジャスティン(前ヴォーカル)が曲作りに関わってないらしいですし・・・それでもむちゃくちゃ格好良いアルバムが出来てますから。あぁでもアレなのかな、マッティの音域はジャスティンより狭いですよね。そういうのもあるのかな。サビの頭からいきなり高いキーで「ターン!」って感じのハイトーンボイスが入るとこっちも、色んなモノが突き抜けちゃいますよね。

Wasted (from Playmate of the Year)


Rescue Me (MFZB)


Are You For Real (Wasted of MFZB)


こういったスタイルのポップパンクが大流行していた00s初期を青春時代として過ごした人が、多く彼らにハマっていた故に、批判的な意見は多くなりそうなアルバムな気もしました。やっぱり思い入れがあると、好きだから期待しちゃいますよね。もっと良い作品出来るだろ!お前らなら!っていう。まぁあっちからしたら知ったこっちゃないでしょうけど(笑)あっちとしては現時点で最高のものを提供してるはずだし。だからこそ歯がゆいんですけどね。

もうポップパンクなんか聴いてテンション上がる年じゃないんじゃないか?とも思ったんですけど、やはり今年のSimple Plan新作を聴いたりしてもむちゃくちゃテンション上がったので、年は関係ないはず。前作よりは間違いなく良い方向に軌道修正出来たはず。次作こそは「ジャスティン派ざまぁ!!」と僕らを嘲り笑う程の作品をリリースして見返してくれ!それなら本望だ!!

相変わらず支離滅裂なレビュー。




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