Saves The Day / Daybreak (2011)



一言レビュー「」

Genre: Indie/Emo/Punk Rock
For Fans of: Copeland, The Get Up Kids, Tigers Jaw.
Country: New Jersey, US.
Label: Razor & Tie/Victor Entertainment


01.Daybreak
  I. Somehow You Love Me
  II. Fucked Up Past the Point of Fixing
  III. 8 AM
  IV. Zig Zag
  V. Daybreak
02. Let It All Go
03. 1984
04. E
05. Z
06. Deranged & Desperate
07. Chameleon
08. Living Without Love
09. U
10. O
11. Undress Me
12. Stay (electric version) *Bonus Track
13. Hold (electric version) *

Myspace

Deranged & Desperate


ニュージャージーのエモーショナルロックバンド、Saves The Dayの7枚目のアルバムをれぶー!

何だか色んな意味で物凄いアルバムになった気がします。PVが公開されたDeranged & Desperateなんかは、リフはVinesみたいで、メロディはWeezerみたいな・・・
オリジナルメンバーがVo.のChris以外いなくなったっていうのもあるからでしょうが、印象として曲の指向が内に向かって言う所からも、Chrisのソロ作品って感じがします。アコースティックでしっとりやったら凄く良いなぁという曲も結構ありましたが、やはり心の何処かで勝手に期待してしまうのは、" Through Being Cool"のアルバムにあるようなメロディックな楽曲たち。そういう勝手な期待の為に、今作の評価はやや低めになってしまいそうです。

あるいはコレがソロ名義であれば・・・もしくはアコースティックアルバムであれば、これを素直に聞けたかもしれません。実際ソロでこのアルバムの楽曲をアコースティック片手にツアーとかライブでプレイしてるみたいですしね。

Living Without Love


事実このアルバムの中で凄く心に響いたのは、アコースティックでしっとり聞かせる"O"に、疾走感を感じさせるインディーロックナンバーの"Living Without Love"なので、そういうスタイルの方が個人的には良かったかなぁと。あるいは、"Anywhere With You"路線とも言え無くないオルタナエモソングの"Deranged & Desperate"とかも好きです。こういう曲がもう少しあれば嬉しかったです。

でもソコはSaves The Day名義でリリースするだけあって、Saves The Dayというバンドでしか表現できないエモーショナルさというのは確かにあって、何回も聴きこむ内に「あれ・・・?やっぱ良い曲かな?」と思わせてしまう、メロディーのフックと雰囲気の良さはあります。後やっぱりChrisの声は唯一無二ですね。彼がエモーショナルな歌を歌うだけで、とりあえずこのCDを買ってよかったなと思うことが出来ます。

O


過去の彼らは過去なんだと割り切れる人、あるいはこのアルバムから入る人には素晴らしいアルバムなのではないでしょうか。少しでも"Shoulder To The Wheel"がチラついてしまったら・・・んむむ・・・って感じだと思います。ちなみに僕は後者です。このアルバム聴いた後にShoulder To The Wheel聴いたら、良い曲過ぎて鳥肌立ちました。

まぁでもアレですよ。Chris Conleyのファンなら買いですよ。はい。




0 件のコメント:
コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...