Deaf Havana / Fools And Worthless Liars (2011)



Rate: 8.7/10.0
Genre: Post Hardcore/Indie/Emo
For Fans of: We Are The Ocean, Proceed, Futures.
Country: Kings Lynn, UK.
Label: BMG Rights Management.
Myspace


1. The Past Six Years
2. Youth In Retrospect
3. I Will Try
4. Little White Lies
5. Anemophobia
6. I'm A Bore, Mostly…
7. Hunstanton Pier
8. Filthy Rotten Scoundrel
9. Things Change, Friends Leave And Life Doesn’t Stop For Anybody
10. Leeches
11. The World Or Nothing
12. Nelson’s County
13. Fifty Four

I'm A Bore, Mostly


僕このバンドがむちゃくちゃ好きでして・・・We Are The Ocean、Proceedと共にオルタナなポスト・ハードコアとUKらしいサウンドを鳴らしている所に凄く好感を抱いていたんです。そしてスクリームパートのメンバーが脱退し、よりインディー・オルタナなロックをシンプルにやるようになって、彼らの持ち味である叙情性のあるメロディがより際立つようになりました。それでいてラウドなサウンドが健在・・・となれば、ラウドなエモーショナルロック好きの僕が黙っていませんよ・・・となったわけです。
そして新体制での俺たちが選んだ道はこれだ!言わんとばかりに"Smiles All Round"がリリース。

Smiles All Round


そしてこの曲が、これまたぶっ飛んで格好良いんですよ。前の彼らの音源が霞むくらい・・・少なくとも僕にとっては。こりゃあ新作期待するしか無いな・・・と丸一年待ちましたよ・・・そしたら・・・この曲が入ってない!
こっちとしたら「何で?!」って感じでした。いや、まぁ丸一年も待てなかった僕は、ちゃっかりiTunesストアでこのシングルを購入済みだったので問題は無いんですけど。
ただこの曲が、このアルバムに入ってたらもっと良くなっていたかなぁと。確実に激PUSH盤にはなっていました。アレンジや曲調がちょっと違っていても、割りと似たテンポやアプローチの曲が続くので、アルバムを通して聴くとだらけてしまいそうになります。

聴き込むと、メロディや展開、曲の輪郭がはっきりしてくるので、好きになってくる曲も増えるのですが、最初聴き終わった時は先行曲の数曲しか気に入らなかったのを覚えています。そこでSmiles All Roundのような攻撃的なキラーチューンがアルバムにあれば、ビシッとしまった作品になった気がします。それにそういう曲を作れるんだから、このアルバムにそういう曲が余り無いのも少々残念でした。

The World Or Nothing


まぁしかしそうは言っても、メロディが素晴らしいバンド。聴きこんでしまえばこっちのモノで、今ではヘビーローテーションのアルバムです。ぶっちゃけかなり好きなアルバムですよ。実際単体の曲の破壊力は凄まじいモノがあります。細かく見ていくと、面白い事もやってたり好きになる部分が増えていきます。UKのバンドらしくIncubus的なオルタナ風のクセのあるメロディも、今作からちらちら出ていますね。そういう意味ではスルメアルバムって感じなんでしょうか。それにしては取っ付き易いですが。
いや、しかしUKインディーロック好きにもオススメ出来る、良い空気感を持ったバンドです。オススメ!

結局何が言いたいんだかよく分からないレビューになりました。いつものことです。


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