Hands Like Houses / Ground Dweller (2012)



Rate: 8.4/10.0
Genre: Post Hardcore/Emo/Loud Rock
For Fans of: Closure In Moscow, Sleeping With Sirens, Built On Secrets.
Country:  Canberra, Australia.
Label: Rise Records
Official: http://www.facebook.com/handslikehouses


1. Antarctica
2. Don't Look Now I'm Being Followed. Act Normal
3. This Ain't No Place For Animals
4. Spineless Crow
5. Starving To Death In The Belly Of The Whale
6. A Clown And His Pipe
7. The Definition Of Not Leaving
8. Lion Skin (featuring Jonny Craig and Tyler Carter)
9. One Hundred
10. Watchmaker (featuring Matty Mullins)
11. The Sower

A Clown And His Pipe


歌モノなポストハードコア/エモーショナルロックサウンドというと、Saosin、Chiodos、Emarosaを経由したソウル/R&Bライクな歌いまわしを意識したヴォーカルが前面に出ているバンドが多い印象ですが、このバンドもそういうタイプのバンドだと思いました。こういうバンドはこのシーンの中ではかなり好きな部類に入ります。
Closure In Moscow的Experimental Rockな展開が見られる"A Clown and His Pipe"なんか、聴いていて今後が中々楽しみだなあと思いました。

プロデュースはex-Last Winter、現She Can't BreatheCameron Mizell
ハイトーンでヘヴィ、そしてシンセを使った洗練された、切れ味特化のラウドサウンドっていう印象の現行Screamo/Post Hardcore/Metalcoreシーン。そこで絶大な信頼を得ているっぽい彼。相当人気バンドプロデュースしていますよね。いや彼がプロデュースしたから人気出た?そう思うくらいたくさんプロデュースしていますよね。
A Skylit Drive、Sleeping With Sirens、Woe, Is Me、Capture The Crown、Memphis May Fire、For All Those Sleeping、Broadway、Dream On, Dreamer、I See Stars、Jamie's Elsewhere、Broadway、Oceana、Of Machines等など。

Antarctica


1曲目にこの曲を持ってきたこのバンドの勝ちかなあと思います。ぶっちゃけ割りと全曲似たような感じの雰囲気で進んでいくので、ただ何となく聴いていくとダレる事があると思うんですが、この曲が1曲目にあるとアルバムの印象が良いまま、アルバムを聴き通せると思います。
2曲目の"Don't Look Now I'm Being Followed. Act Normal"もキャッチーでエモーショナルなフレーズをここぞと持ってきて、良い展開を魅せてくれます。3曲目以降何となく飽きがきてしまった僕に目を醒まさせてくれた、6曲目"A Clown and His Pipe"はこの曲のベストトラックだと思います。

The Sower


他にも"Lion Skins""Watchmaker"とかはヘヴィなサウンドとエモーショナルでハイトーンなヴォーカルが対比する、まさにRise Records Soundって所を魅せてくれます。

まあぶっちゃけそういうサウンドは余り好きではなくて、プログレッシブでエクスペリメンタルな歌モノポストハードコアが好きっていう我侭な僕。彼らはこのままヘヴィな路線ではなく、Johnny加入後のEmarosaみたいなサウンドになってほしいかなあと。もしくはもっと変態的になるっていうか。
もうそんなら激情系New School聴けよって話になってくるんですが、やっぱり歌モノも好きなので。そういう意味でClosure In Moscowはかなり凄いバンドだと思うんですが、中々新譜出してくれなくて・・・んむむ。

Closure In Moscow - Sweet#Hart from McGVideoCore on Vimeo.

まあ僕の趣味嗜好はさておき、このシーンに疎い僕が久々に「お?」と食指が動いたバンドなので、僕みたいに普段このテのサウンドを聞かない人も聴けるキャッチーさと魅力を持ったバンドだと思います。オススメ。





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