The Rocket Summer / Life Will Write The Words (2012)



Rate: 8.2/10.0 
Genre: Powerpop/Pop Rock/
For Fans of: The Fray, Jack's Mannequin, The Morning Of.
Country: Texas, US.
Label: Aviate Records
Official: http://www.therocketsummer.com/


01. Run and Don't Stop
02. Revival
03. Prove It
04. Old Love
05. 200,000
06. Just For A Moment Forget Who You Are
07. Circa 46
08. Underrated
09. Soldiers
10. The Rescuing Type
11. Scrapbook
12. Ashes Made Of Spades

Underrated


前作"Do You Feel (2007)"、前々作"Of Men and Angels (2010)"よりも好きな作品になりました。
ロックだったりポップパンクだったりのキレとかは前の方があるんですが、アコースティックツアーが生きているのか、メロディが良くなっています。やっぱりああいうミニマルな構成でライブをすると、メロディが浮き彫りになって、勢いやアレンジではなくメロディの良さで勝負しなきゃいけない事があると思うんです。
そこら辺で彼が今作はメロディに力を入れるというか、勢いで作らずにじっくりと深くメロディを掘り下げてきたのかなあって感じ。USモダンロック、とりわけ美メロロックなんて言われてる連中のような深く広がりのあるメロディが気持ち良いです。

200,000


僕は1st"Calendar Days (2003)"、2nd"Hello, Good Friend (2005)"の弾けるポップ感が好きだったりしたんですが、今作のメロディアスな感じもこれはこれでアリだなあと。しかし本当に良いキャリアの重ね方をしていますよね。

まあ「深み深み」と連呼していますが、「今までの彼の作品と比べたら」と注釈が付きます。やっぱりそこはThe Rocket SummerことBryce氏のサウンドですから。爽やかだし、何処か甘酸っぱいし、エモーショナルだしの青空サウンドなわけで。まあ勿論、初期のハネたポップ感はちょっと無いですけど、The Rocket Summerファンは納得する爽やかさが健在なのは間違い無いです。

Scrapbook


"200,000"、"Circa 46"、"Underrated"、"The Rescuing Type"、"Scrapbook"がオススメな感じですね。中でも"Underrated""Scrapbook"は彼の新しい代表曲になると思ってます。どちらもピアノで弾き語りベースの曲なんですが、前者はかなりロックしていてパワフルで、サビにかなりフックがあると思います。後者の"Scrapbook"はもっとしっとりとした美メロナンバー。是非聴いてみて下さい。

ファンは間違いなく買いの作品だとは思いますが、初期の弾けてるのが好きな人、あるいはこれから彼を知る人には余り強くオススメ出来無いかも。やっぱり彼の魅力は1stや2ndのひたすら弾けてる感じかなあなんて思ったり。


Run and Don't Stop (今作の彼)



This Is Me (1stの彼)



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