Rate: 8.4/10.0
Genre: Alternative/Pop Rock/Emo
For Fans of: Every Avenue, Holiday Parade, Bedlight For Blue Eyes.
Country: Minnesota, US.
Label: Independent/Twilight Records
Official: http://www.quietdrivemusic.com/
1 This is Love
2 Africa
3 Take a Drink
4 Lie to Me
5 Mary Jane
6 Picture of Me
7 Rise From the Ashes
8 Crazy
9 All This Time
10 Up or Down
11 Avalanche
12 There's A Light On
13 Mandolin Rain
Lie To Me
ここまでのリリースするバンドだとは思いませんでした。失礼な話かもしれませんが途中で解散すると思ってましたし、こういう感じにモダンなサウンドを鳴らすバンドになるとは。エモメロなPop Punk好きだけではなく、Billboardで見かけるキャッチーで垢抜けたPop Rockが好きな人、あるいはGoo Goo Dolls、All American Rejects、Melee等のようなキレイめのメロディを鳴らすモダンロックサウンドが好きな人にもいける、幅広い作品になっていると思います。
人によってはかなりの高評価な作品だと思います。それくらいエモメロなPop Rockアルバムとして隙がない完成度だと思います。こういう感じのモダンなスケール感と親しみやすさとキャッチーさがバランスよく存在しているのはアメリカのバンドならではって感じ。
ただMeleeもそうだったんですが、ここまで隙がないと個人的にちょっと飽きがきてしまうかなあと。かなりワガママな意見なんですけどね。Popサウンドってそこら辺が難しいかなあとも思います。キャッチー過ぎてもひねり過ぎててもダメ。まあ最終的に奏でるメロディが聴手の琴線にどれだけ触れるかって所なんですが。
Picture Of Me
文句みたいな事は言ってますが、やっぱり良いメロディ。"Lie To Me"のサビとかかなりグッとキます。Run Kid RunやThe FoldとかのTooth & Nailsっぽいエモーショナルなメロディが良いです。
後は相変わらずカバーのセンスが良いですね。TOTOの"Africa"とか・・・。以前はCyndi Lauperの"Time After Time"でしたし・・・80's Hit Songが好きなんでしょうか。だったらその時代のPop Punkカバーとかやって欲しいです。Pop Punk Goes...シリーズはもうあんな感じになって期待出来ないので…。
後どうでも良い話ですが、TOTOの曲を聞く度に、高校時代に「◯◯くんの下の名前は？」と聞かれたので「Tsukasa」だよと答えると、「TOTOのスティーブ・ルカサーみたいだね！ルカサーって呼んで良い？」と聞かれたエピソードを思い出します（実話）。勿論「止めてもらえるかな」と断りました。
Africa (TOTO Cover)
やっぱり原曲の方が好きですが、これこそカバーって感じに疾走感のある良いアレンジだと思います。原曲はもうなんていうか・・・あの数々のAORアーティストの名作をスタジオレコーディングしてきた演奏陣による高練度のプレイは圧巻なんです。敢えて原曲に近付けずにロック/パンクな感じにガシガシ駆け抜けるアレンジにしたのは本当に大正解だと思います。
そう言えばそのTOTOがサポートしてきたSteely DanのDonald FagenやBoz Scaggsがなんと今秋来日するようですね！The Doobie BrothersのMichael McDonaldの３人でやってくるそうな！面子が神掛かり過ぎてヤバいです。ちなみに最寄りで東京の11/1（木）…平日ですが？！ふざけんなよ…
Bobby Caldwellも新譜出したし、Donald Fagenも10月に新作出すとか！昨今AOR界は再発が熱いけれど、新譜も熱いぜ！
Mary Jane
と関係ない話で盛り上がってしまいましたが・・・今作はQuietdriveファンなら間違い無く納得する作品だと思います。US Rockのカラッとした陽気さとサクッとした軽さみたいなのも出てきたので、エアプレイ・ラジオヒットとかも狙えるかも？
ただ・・・うーん個人的には余りハマらなかった作品でした。あとジャケットはもう少しポップな方が、今作のサウンドイメージには合うかなあと感じました。
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