今年を振り返る&お世話になったサイト様方







今年ももう少しで終わりですね。毎年似たような事言ってると思いますが、大好きな作品がまた1つまた1つと増えていく音楽的には幸せな一年だったかなと思います。来年もまたそういう年であったらなあと思います。







また僕自身も、このブログを通して様々な良い経験や繋がりを新たに持つ事が出来、結構充実していたなあと思います。
特にブログデザインに関しては、今までで1番考えてた1年だったかなと。当初色々出来るようになって調子に乗った結果、かなり重めのページになってたように思います。丁度僕もパソコンを新調したばっかりだったので気付かなかったのですが、やっぱりあの容量では表示スピードが遅かったパソコンもあったと思います。最終的には、プレーンなデザインをベースに、出来るだけ利用しやすいようなパーツをどれだけ軽く出来るか考えて、現状のようなデザインになっております。まだまだ改善の余地があるとは思いますが、以前より軽快にアクセス出来るのは僕としても気持ち良いです。ココら辺の話はFriend Of Mineの方で改めて記事にしたいと思います。

変わっていく音楽シーン


洋楽Punkブログという事で音楽に関しても少し。
YouTube等のストリームサイトの内容が充実するようになった為、今まで「古い音楽」とされていたモノが、それを知らない若い世代にとっては決して「古臭いモノ」ではなく、新しい音楽と同様に検索すればヒットする刺激的な音楽の1つになっていると思います。勿論今までも古い音楽が刺激的だったろうけど、現在はよりそれらが並列関係にあるというか。結果として、僕らにとって今の若い世代がやる音楽が、リバイバル的なモノに感じる事が多いし、やっている彼らはそういう古い音楽を再生しようだなんて考えていなくて、ただ格好良い音楽をやっているに過ぎない。懐古主義とはまた違う、懐かしい音を孕んだ新しい音が今年も溢れていました。たかだか26年しか生きてない僕ですらそう感じたのだから、僕より上の世代はより現行の音楽に目新しさよりも過去の音を感じているはず。

Daylight - In On It


今Punkシーンでは90's Alternative/Grungeの影響を受けたサウンドがトレンドって感じなんでしょうかね?ここら辺になると、ストリームサイトだけではなく、CD等が完全に普及しきってる時代の音楽故に、音源そのものの入手のし易さってのも関係してくるでしょうけど。
同時に、流行に関係のないバンドもチェックしやすくなりました。雑誌やエアプレイ、店頭に並ぶCDやLP等でチェックする事が主流だった時代、ある種音楽を受動的にしか享受出来なかったわけで、先ず耳に入るのは流行のサウンドだったりするわけで。でも今や聴きたい音を自ら探しにいけるので、トレンドの音を鳴らしていないバンド…そして英米ではない国の音楽ですらチェックする事が出来るようになりました。

In-Sane (from Slovenia) - Blackout


とにかく、そういう意味で上述のストリームサイトってのは、そういう「音楽の坩堝」の役割を担っていて、地域や音のジャンルどころか、時間軸すら感じさせないごった煮の環境を提供してくれています。あくまで予想ですが、YouTubeの衰退が始まった時、音楽の流行り方や進歩の仕方がまた変わってくるのではないか…と思わせる程影響力があると思います。

変わっていく音楽情報発信


音楽を生み出す側だけではなく、レビューサイト・ブログなんかも在り方が変わりましたよね。僕もブログを始めた当初、既にYouTubeがあったのですが、今程充実してるわけでもなく、運良くMusic Videoが上がってたら載せる…程度の役割しか期待してなくて、基本的にはMyspaceのリンクを貼って、あちらのプレーヤーで聴いてもらうってのが主流だったように思います。とにかく、その時点でもう文字だけではなく、音を直接聞いてそのバンドを知ってもらう事が出来るようになったんですよね。今なんかもうYouTubeでライブのFullsetが見れたりするんですから…凄いですわ本当。
なので今は、文字だけでバンドを紹介していたサイトの他に、動画だけを貼るサイト・ブログもグッと増えましたよね。「敢えて言葉での説明は要らないよね?聴けば分かるよ」と言わんばかりに、ドン!と動画のみ添付されたブログが。確かに、受動的に聴く時代から、能動的にアクセスする時代。気になった人は自分で調べれば良いわけですし、昔よりもその労力は明らかにかからない。
前述のバンド紹介サイトだけでなく、ニュースサイト等でも、全ての情報を記事にするのではなく、端的なモノを記載し、詳しい情報は下記リンクへアクセスといった感じに。TwitterやFeed等で受動的にそういう情報を受信していたとしても、それだけでは記事の見出し程度の情報しか得られません。より詳しい情報を見たい場合はリンクをクリックし(あるいはその記事で更にリンクをアクセスする必要も?)、能動的な行動を取る必要があります。

本当に音楽が好きだと思う人が能動的に動けば動く程、今まで受動的に音楽を聴いていた人たちとの知識の差はグッと出てきましたよね。音楽が好きである事に知識量なんてものは決して必要なものではないのでしょうが、その知識量にその人の音楽への熱量を測ってしまう事もあるのも事実。そういう訳で、周りに音楽好きが少ないなあなんて寂しそうに呟く人もいるんでしょうね。
周りに音楽好きを増やすためにブログや音楽情報サイト始めても、集まってくる人は能動的な音楽好きの人が殆ど。結果的にそういう人たちで自然とコミューンを形成していって、より閉鎖的なシーンが生まれるのかも。それはそれで面白いのかもしれませんね。音はYouTubeによってジャンルに拘らない開けたサウンドになっていると言えるのに、そのシーンそのものは閉鎖的なモノになってたりする。TwitterやLine等の電波で常に繋がってるから、その閉鎖性に気付かなかったりするけれど、社会に出た時「こんなにも音楽が好きな人が少ないのか」と感じる事がままあります。良く笑い話としてDescendents好きの人と話す事あります。PunkspringにDescendentsが来日するとアナウンスされた時、僕含む周りの人達で物凄い盛り上がりをみせました。そのせいで「きっとPunkspringは即完売になるに違いない…日本中のDescendentsファンが立ち上がるのだから…」と興奮していた所、そうでもなかったというオチ。身の周りで起こっている事が世界の全てだと勘違いした1つの例といえるかも?なんて(笑)

そういう閉鎖性が駄目とか言える程、何かを生み出しているわけでも行動しているわけでもないです。「自分は周りと違うのを聴いている」という思いが、マイノリティな層にプライドとして支えになって、得体のしれないパワーを生んだりするかも?でもその閉鎖性が排他的なものになったら…うーん難しいですね。
とにかく、閉鎖性を取っ払う為に音楽情報を発信する事は中々に難しい。僕個人としては、排他的にならないよう、音楽が好きな人にとって魅力的な音楽情報を発信するサイトでありたいなあと思うわけです。
とまあ今年はレビューブログ・サイトについての記事も書いたので、始めた当初と変わってきたなとか色々考えた1年でした。
Frirnd Of Mine: これからレビューブログを始める人に向けて
第1回「始めるにあたって気を付けておいた方が良いと思う事」
第2回「レビューする上で便利な媒体は? -ウェブサイト編-」
第3回「レビューする上で便利な媒体は? -Twitter編-」

今年お世話になったサイト(敬称略)


Distro Site/Shop

CUT THE TENSION
DIGDIG
ICE GRILL$ OFFICIAL STORE
ExtremePunkClothing
Waterslide Records
News Site

ALTERNATIVE PRESS JAPAN
PUNX SAVE THE EARTH
Romantic Nobita Records
にわかリスナーのつぶやき "Make Your Stand Clear"
Review Site

THE BEST PUNK ROCK IN ENGLAND
FIFTEENとLEATHERFACEが好き!
Goonies Never Say Die!!
Music Makes Me HAPPY
New Jersey Opus
Sound Of The Day
springtime
Tempting Soda Records
The War Of All Against All
theWarpedRadio
ショボい、ダサいは褒め言葉Part.2
ランアンラン/ランアンラン(レビューページ)
音楽など
どのサイトも本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします!素晴らしいサイトばかりなので、未チェックのサイト等ありましたら是非チェックしてみてくださいね!

最後に


僕のブログ"World's On Heroin"も、今年より更に見る人にとっても僕自身にとっても利用しやすい魅力的なブログであるよう努力していきます。皆さんには来年も是非また訪れて頂けたらなあと思います。それでは良いお年をお迎えください。

ALL - World's on Heroin (Official Music Video)


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