Bear Trade / Blood And Sand (2014)





Rate: 9.4/10.0
Genre: Sad Melodic/Punk/Hardcore
For Fans of: Leatherface, Blocko, Iron Chic.
Country: Sunderland, UK.
Label: Everything Sucks/Dead Broke/Waterslide.
Official: Facebook





ドラえもんの道具「もしもボックス」で、「もしもUKメロディックと、東海岸サッドメロディックバンドのいいとこ取りバンドが現れたら~」とお願いしたら、きっとこんなバンドが現れるのでしょう。そして、UKメロディック好きなら知らない人は居ないBlockoやSouthportのLloyd Chambersが所属するバンドである…というだけでも聴きたくなってきませんか?正にUKメロディック的ソリッドで物悲しいフレーズの応酬、その上に乗っかる切なくも熱いメロディをシンガロングし続ける様に、僕はグッと来ます。

Son of the manse


上述の東海岸サッドメロディックの代表格であるRVIVRやIron ChicのようなLattermanに連なるバンドが好きで仕方ない人だけではなく、The MenzingersやRed City RadioやBanquetsのような男臭いMelodic/Punk Rockバンドが好きな人もオススメな熱量の篭ったサウンドを聴かせてくれます。
その上で彼らはUSのバンドではまた違った哀愁感…よりウェットでソリッドな…をフレーズに纏わせていて、こちらを泣かしにかかってきます。フレーズの一個一個が格好良いんですよねUKメロディックって。殆どの曲が疾走感に溢れているのもまた良い!

Don't Forget You're Going To Die


どの曲も素晴らしいのですが、"Don't Forget You're Going To Die"とかイントロからコーラスパート迄の展開でご飯3杯いけそうなくらい好きです。そう、このバンドはイントロがムチャクチャ格好良いんですよ。プレイボタンを押した瞬間に溢れ出てくる音像に、その後の展開を期待させるワクワク感が詰まってるんです。そしてそのワクワクを裏切らない展開・メロディの応酬にニヤニヤが止まりません。お陰で気がつけばあっという間にアルバムを聴き終えてしまうのに、満足感は凄くあるんですよね。また聴きたくて最初から聴き返す…そうやって繰り返すと次第に覚えていく楽曲、気がつけば口ずさむ彼らのメロディ…ティーンの頃スピーカーに齧り付いて聴いていた気持ちを思い出しました。

今年のベスト盤候補なのは間違いないでしょう!是非ぜひチェックを!!Waterslide Recordsさんからリリースしているので、日本でも購入しやすいですよ。
WATERSLIDE RECORDS: BEAR TRADE "BLOOD AND SAND" CD

Not Everything Makes A Noise



Tracklist

1. Another One For The List
2. Bleedin Heart Trouble
3. If Stoic Was Normal
4. Dolly Mixtures
5. Anathema
6. Charge
7. Son Of The Manse
8. Nice Boots
9. Postcards
10. Not Everything Makes A Noise
11. Don't Forget You're Going To Die
12. Dead leg
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