We Are The Champion$ / In The Dreams Of Our Youth Forever (2013)





Rate: 9.0/10.0
Genre: Pop Punk/Hardcore/Easycore
For Fans of: New Found Glory, A Day To Remember, Channel 8.
Country: Tokyo, Japan.
Label: Stand Tall Records.
Official: Tumblr





タフでストロングスタイルなサウンドっていうのは、Melodic HardcoreにしろMetalcoreにしろ、近年その傾向が強まっていますが、最もガラリと変わったのはPop Punkかもしれません。
東京を拠点とする彼らもまた、Hardcoreのような力強いフレーズでグイグイ曲を引っ張り、シャウトするボーカルが聴き手の気持ちを引き上げます。Pop Punk meets Hardcoreサウンドの特徴の一つに、リフは音としてヘヴィだけれど、音階そのものはキャッチーなモノである事が挙げれるのかなと思いますが、彼らの魅力もまたそういったキャッチーと力強さを併せ持った部分なのです。

"In The Dreams Of Our Youth Forever" Teaser
)

こういった傾向のバンドの出現とシーンの形成、広がりっていうのは、ヘヴィーなサウンドは好きだけれど、キャッチーな音楽も好きという人が意外に多いのだという事を教えてくれました。彼らもHardcoreな曲"Tigers Tigers"は本当に叙情派Melodic Hardcoreのような、エモーショナルに力強く駆け抜けていく曲もあれば、New Found Gloryの"Sticks And Stones"期を彷彿とさせるメロディアスナンバー"Another Day Without You"、それらの力強さとキャッチーさを両立させたEasycoreナンバー"PMA"等、スタイルに囚われること無く「格好良い」と思うサウンドをかき鳴らしています。


ウェブブラウザを通して、あるゆる音に触れる事が可能になっている今の時代において、ジャンルに固執したフィルターをかけたまま聴くことの無意味さというものを常に実感しています。彼らのように良いバンドであれば、どんな音を鳴らそうが彼らの思う「格好良い」を素直に「格好良い」と感じさせる事の出来るパワーを持っているのですから。
しかしあれですよね。ジャンルって演者が作るってよりも、聴く側がラベリングするというかカテゴライズしがちな印象です。日本のようにアンダーグラウンドシーンがアメリカ程大きくなければ自然とライブイベントに出演するバンドもクロスオーバーしたものになるでしょうし。

しかしちょっとこのバンドは抜きん出た格好良さがありますね。最初っから最後まで好きな曲ばっかり。"We Are"みたいな聴かせるシンガロングナンバーも良いですね。本当節回しが素晴らしい。この琴線に触れる感じはやはり日本という同郷の人が生み出している所はあるかも。そして何といっても"Tigers Tigers"の曲の入り方。これがグンバツ。アルバム作るならこういう曲がもう少しあったら・僕・嬉しい。

Tigers Tigers


Live Info

We Are The Champion$
In The Dreams Of Our Youth Forever Release Tour
3/15(SAT)@仙台K’s Garage
Open 19:00 / Start 19:30
Ticket ¥Free!
[act]
•We Are The Champion$
•Channel 8
•Castaway
•Last Resistance
どうやらCastawayと一緒に仙台に来てくれるそうな。今週は仕事もないのでパイセンと見に行こうかなと思います。仙台近郊の方は是非。New Found Gloryの"Dressed To Kill"やらないかなあ。上記ライブ動画ではやっていたので…。

Tracklist

    1. PMA
    2. Another Day Without You
    3. Tigers Tigers
    4. Scab
    5. We Are

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