We The Kings / Somewhere Somehow (2014)





Rate: 7.9/10.0
Genre: Powerpop/Pop Punk/Electro
For Fans of:  Boys Like Girls, Sing It Loud, Summer Set.
Country: Florida, US.
Label: Ozone Entertainment/Kick Rock Invasion.
Link: Official Site





所謂、甘くて爽快エモメロPop Punkサウンドで世間のキッズのハートを撃ちぬいた彼らWe The Kingsの1stアルバム。それから6年経ち、一つの方向性としてそういった青さや甘さというものを恥ずかしがり、渋めのサウンドになる事もあり得たわけですが、彼らはそうではなかったようです。前作でより垢抜けたキャッチーでフックのあるサウンドになり、今作ではよりエレクトロな要素を強調したポピュラーシーンで流行のサウンドへと傾倒していってます。

Find You There


こと彼らに関してのそういう流行に近いサウンドへの傾倒っていうのは、多くのファンにとってマイナス面にはなってないのかなと思います。ファンの多くは、別に彼らのPunk的な姿勢に惚れ込んでいるわけでもないし(彼らもそういう部分を強調させているわけじゃないし)、メロディの良さという部分だと思うし、むしろそういう流行に敏感なファンだと思うので、素直に「イイネ!」となるのではないかと。

実際僕も聴いてみて…うーん…個人的には今作品は余りピンとこなかったです。前作のラジオヒットしそうなさくっとした軽さを持ったUS Rockの感じが僕的にはヒットした分、ちょっと微妙だったかも。"Every Single Dollar"のカラッとしたUS Rockは00年代初期の匂いすら感じました。
何と言うか、近年のダンスミュージックのVerseパートは凄く良いなと思っても、所謂繰り返しのChorusパートの何て言うか「オッオッオーッ」感がちょっと食傷気味でして。今作でそういった部分が少し見えてしまい、僕的にはちょっとアレでした。好きな人にとっては「コレコレ!」って感じなのでしょう。まあ本当に好みの問題で、クオリティが低いとかでは全くないです。

とは言え、今作で導入されたこういうエレクトロ・ダンスミュージック的な要素は完全に体感型だとは思うので、実際に聴いてみないと何とも言えない部分はあります。それに下記のSad Songのようにシンプルに切ないメロディを聴かせる曲は、流石と思わせる程にジーンと来ちゃいますし。

Sad Song (Lyric Video) ft. Elena Coats


Live Info

BEYOND[THE]BLUE TOUR 2014 – We The Kings -

5/29(Thu)東京 渋谷 Aube ※ファーストアルバム再現ライヴ
5/30(Fri)名古屋 今池 3Star
5/31(Sat)大阪 心斎橋 Clapper
6/1(Sun)東京 渋谷 Aube

そんな彼らが来日公演するそうな。特に5/29のファーストアルバム再現ライブはちょっと凄そう!彼らの1stを聞いていると、Boys Like Girlsの1stやRun Kid Runの1stを聴いていた時代を思い出してちょっとエモーショナルな気持ちになります。是非近郊の方は行かれる事をオススメします…とは言えもうソールドアウトとかしてるのかしら?
個人的には大阪に出演する日本のthe American Movieというバンドが激アツなので、見に行かれる方は要チェックです!

August Is Over (from We The Kings's 1st Album)


The American Movie - This is story so far


Tracklist


01. Queen Of Hearts
02. Find You There
03. I Feel Alive
04. I like It
05. That Feeling
06. See You In My Dreams
07. Die Young Live Forever
08. Phoenix Hearts
09. Any other Way
10. Say It Now
11. Art Of War
12. Sad Song (Ft. Elena Coats)
13. Just Keep Breathing
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