Actionmen / Ramadama (2013)





Rate: 8.7/10.0 
Genre: Progressive/Rock/Punk 
For Fans of: The Mars Volta,  Queen, Propagandhi.
Country: Ravenna, Italy.
Label: Bells On Records.
Link: facebook





イタリアのProgressive Fast Melodic Hardcoreバンドの遂に2ndがリリース!今作は豪華に2枚組!待った甲斐がありました。

Disk1はProgressiveな70's Rockをベースに、FunkやらJazzやらBossaやらLatinやらのワールドミュージックをごちゃまぜにしたサウンド。ぶっちゃけこういうサウンドも悪くはないのですが、彼らに期待してしまうのは、ベースはPunk Rock/Melodic Hardcoreなのに、上記のようなワールドミュージックを消化しながら、時折Metalなフレーズもぶっこんでくるごった煮サウンドなわけで。
しかし、ご安心下さい!Disk2は1stの時のような、いやより深化したActionmenサウンドが展開。個人的には圧倒的にDisk2の方が僕が魅力的に感じた彼らの部分が出てた様に思えて良かったですね。

Mugna II


彼らの凄い所は、その引き出しの多さ。Afrobeat/Funk/Jazz/Bossa/Latinという要素を、これでもか!と散りばめています。そしてまたそれを理性的にコントロールしているという点。一見混沌さを感じるごった煮感ですが、その実マスロジカルにフレーズや要素を構成しています。Metalも好きみたいだし、クラシックの音楽理論とかもやってるのかしら?
ぶっちゃけ最初は圧倒されて、胸やけ感も否めないごった煮感ですが、Math RockやProgressive Rock等に共通する「展開を覚える程聴き込む」行為が終わった時、今作が極上の作品なってるはずです。こういうフレーズが飛び込んできて、どういう展開をして、ここでフレーズがずれるけど、数小節後にぴったりハマって…みたいな楽しみも出来るわけです。
勿論単純に彼らの「意図された混沌」を感覚的に楽しむのもありですが、今作はより聴き込む事で更に味わいを増す作品だと思います。

querela


こういうMVを見ていても、何て言うか「こいつら本気でおかしい!笑」と思うよりは、「こういうのが面白い」と意図してやってるような感じがしました。実際面白いですけど(笑)最初の始まり方ズル過ぎ!(笑)

個人的にはDisk2と1を入れ替えて発表したら、Punk/Melodicファンに更に受けも良かったのかもなあ。決して悪い反応ではないんでしょうけれど、もっと試聴機等でも食いつきが良かったのかなあと。
どうでもいい話ですが、"Franco"のイントロのドラムを聴くと"Painkiller"思い出します。いや、よくあるフレーズなんでしょうけど。

Tracklist

    Disc 1.
    1. Agamennone
    2. Mario
    3. Living on my Own
    4. Mirco e Frocele
    5. Orlando
    6. Ram Das
    7. Dubai
    8. Diosproc
    9. Mugna Latin
    10. Jack McQuack
    11. Kebab

    Disc 2.
    1. Mugna II
    2. Turbo Pascal
    3. Querela
    4. Mugna III
    5. Marino
    6. Franco
    7. Cantante Dei Korn
    8. Demetrio
    9. Mugna 45
    10. Murgia
    11. Salamm
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