Textbook / All Messed Up (2014)





Rate: 9.5/10.0
Genre: Alternative/Punk/Rock
For Fans of: Husker Du, Superchunk, Noise By Numbers.
Country: Chicago, US.
Label: Torture Chamber Records.
Link: Official





イメージ的には、メンバーも在籍してるNoise By Numbersに近くなってもいるのかなあと。よりミネソタな音というか、"For Fans of"にThe ReplacementsやHusker Duを挙げているように、彼らに影響は感じますね。更に元Woolworthyのメンバーが多く在籍するこのバンドはメロディーメイカーとしての魅力も十分にあって、DoughboysやBodyjarやThe TankといったようなCruzian Pop Punkサウンドに影響を受けたようなMelodic Punkバンドの雰囲気もあって、個人的にはかなりドツボなバンドなんです。



「痺れるようなIntro、ワクワクさせるVerse〜Pre-Chorusの流れ、そしてフックのあるキャッチーなChorus…」というようなキラーチューンを持つバンドではないのかもしれません。が、暖かみのある節回し、リフやギターのワンフレーズとっても彼らのルーツや好きな音楽への愛情が感じられて、その一つ一つが僕の心を優しく震わせます。"Never Meant To Be"や"Congratulations"なんかは特にそうで、僕に取ったらキラーチューン・キラーフレーズの応酬ですよ!!

今作も前作EP(Out Of My Universe)同様、Matt Allison氏がプロデュース。Matt Allison…Alkaline Trio、The Lawrence Arms、Noise By Numbers、The Killing Tree(Rise AgainstのTimが所属)等のシカゴメロディック界の名プロデューサーで、最近だとThe MenzingersやMasked Intruderとかも彼だそうな。
更にScreeching Weasel/The Methadones/The QueersのDan Vapidのレーベルで出したり、ゲストボーカルで参加とシカゴのパンクシーン全体で今作をプッシュしてるかのよう?なんて笑



確かに今作の素晴らしさからしたら全面協力したくなるのもわかりますよ。
CDを一周、また一周とする度にまた聴きたくなる魅力。メロディの良さは勿論、押し付けがましくない優しいサウンドが本当に心地良い。だからといって根っこにあるPunk Rockの力強いコード感とシンプルな展開は確かにあって、僕の中のPunk好きな部分を擽る。無理矢理にでも前を向かせて「頑張れ」と力強く叫ぶのではなく、そっとそばに寄り添いながら彼らは変わらない歌を歌い続けるその姿勢に、ひと時の逃避を楽しませてくれるような…。
超オススメ!!!!!!!!



Tracklist

    1. Everything I'm Not
    2. Just One Of Those Things
    3. Looking After Me
    4. Shared Privacy
    5. If You Don't Know By Now
    6. Never Meant To Be
    7. Call You Up
    8. Congratulations
    9. Missed You First
    10. Change My Mind
    11. We'll Get Old
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